今回、私は細谷功さんが書かれた【具体と抽象】について感想を書いていきたいと思います。
私が今回この本を読んで気になったのは下記の3点です。
1,具体と抽象はどちらかだけでは成り立たない
2,抽象化することはその時により変わる
3,目標設定における具体と抽象の違い
これからは上記した3点について詳しく書いていきたいと思います。
1,具体と抽象はどちらかだけでは成り立たない
人によって物事の認識度合いというのは全く異なります。これは、その人の具体性や抽象性の価値観をどの程度有しているのかということによっても変わっていきます。なので、様々な人と関わっていく際に具体と抽象を行き来することでその人の認識している価値観に合わせることができ、よりスムーズな意見交換を行えると思います。なので、具体と抽象の両方を使いこなせることが大事になってきます。
2,抽象化することはその時により変わる
抽象化により何を抽出するかはその時の目的や方向性によって変わる。例えば、銭湯やトイレにおいては「男性か女性か」ということが大事であるのに対して、映画館の料金設定においては「社会人か学生か子供か」ということが大事になってきます。このようにその時々によって重要になってくる事柄は変わるので抽象化もそのことを意識して行わないといけません。
3,目標設定において具体と抽象を使い分ける
具体的な目標には短期的・すぐに行動可能・解釈の自由度小さい・適用範囲狭いという特徴があり、抽象的な目標には長期的・行動に時間がかかる・解釈の自由度大きい・適用範囲広いなどの特徴があります。私は以前まで年目標と月目標ぐらいしか設定していなかったのですが上記のことを目にしてから週目標と日目標も設定するようになりました。このことにより以前よりもやるべきことが明確化できてタスク処理が早くなったような気がします。
ここでもう一度上記してきた3点を挙げていきたいと思います。
1,具体と抽象はどちらかだけでは成り立たない
2,抽象化することはその時により変わる
3,目標設定において具体と抽象を使い分ける
この記事をよんでこの本について少しでも気になったという方はぜひご自身で読んでみてください。
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