今回は、岸見一朗さんと古賀史健さんが書かれた「幸せになる勇気」を読んで私がいいなと感じたところをご紹介させていただければなと思います。
私がいいなと感じたところは以下の3点です。
1,未成年から成熟していくために
2,本当に尊敬するということ
3,信用ではなく信頼できているか?
1,未成年から成熟していくために
未成年から成熟するためには「自分の理性を使う勇気」を持つ必要がある。しかし、大人になっても自立できていない人というのは多く見受けられます。では、なぜ自立を拒む人が多いのか?それは私たちは「他者の指示」を仰いでいたほうが楽だからです。皆さんは楽な方に流されずにぜひ成熟した人間を目指してください。
2,本当に尊敬するということ
この本では主人公が学校教員になっていてその話を交えた話構成となっています。
皆さんは教職員が生徒を尊敬するということがイメージできていますか?僕はあまりイメージできていませんでした。しかし、子供の自立を促すためには教員が尊敬することが大事です。この本では、エーリッヒ・フロムの尊敬についての言葉が記されています。
エーリッヒ・フロムは尊敬のことを「尊敬とは、人間の姿をありのままに見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力」と言っています。
皆さんも相手固有の唯一無二の部分を尊重して尊敬してあげてください。
3,信用ではなく信頼できているか
皆さんは信用と信頼の違いについて理解できていますか?
身近な関係で例えるならば仕事の関係は「信用」の関係であり、交友の関係は「信頼」の関係であるということです。信用というのは相手を条件付きで信じることで、信頼というのは相手を何の見返りも求めずに信じるということです。しかし、他者のことを信頼できるかというのは、他者のことを尊敬できるかどうかにかかっています。
つまり、相手のことを尊敬して無条件に信じるということが一番重要なのです!
最後にもう一度上記してきた3点について列挙させてください
1,未成年から成熟していくために
2,本当に尊敬するということ
3,信用ではなく信頼できているか?
この投稿を読んで、「幸せになる勇気」が気になったという方はぜひシリーズの第一弾である「嫌われる勇気」から読んでみてください!
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