今回は岸見一朗さんと古賀史健さんが書かれた「嫌われる勇気」を読んで私がいいなと感じたことを書いていきたいと思います。
私がいいなと感じたのは以下の3点です
1,感情は湧き出ているのではなく出し入れしている
2,課題の分離をして、他者の課題ではなく自分の課題を解決する
3,「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える
これから上記してきた3点について詳しく説明していきたいと思います。
1,感情は湧き出ているのではなく出し入れしている
皆さんは何かイライラするようなことがあったらその気持ちは湧き出てきていると思っていませんか?しかし、想像してみてください。お母さんが娘に怒っているときに途中にママ友から電話がかかってきたとします。母親はママ友にも怒鳴り声をあげると思いますか?答えはノーです。いくら怒っていたとしてもママ友に対して怒ることはありません。つまり、感情というのは怒りに限らず出し入れが可能だということです。では、何の為に怒っているのだと思うかもしれませんが母親は怒ることで娘を恐怖の感情で支配しようとしているのです。
2,課題の分離をして、他者の課題ではなく自分の課題を解決する
まず、課題の分離とは何かと感じるひとも多いと思います。課題の分離とは、自分のしたことによって相手に好かれるか嫌われるかということは制御しようがないので自分の行うことに集中しようという考え方です。今自分が行おうとしている課題が自分の課題か他者の課題かということはその課題によって最終的に影響を受けるのは誰なのかということを考えれば自ずと見えてきます。
3,「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える
「自己への執着」を「他者への関心」に切り替えるには「自己受容」、「他者信頼」、「他者貢献」の3つが必要になってきます。自己受容と自己肯定はどう違うのかと思うかもしれないので説明していきたいと思います。自己肯定があまりできないことがあった時に今回は運が悪かっただけだと思い込む。いわば自分に噓をついているのに対して、自己受容とはあまり出来ない事を受け入れどうしていったらよくなっていけるかを考えていくことです。上記した3点を意識して他者への関心に切り替えていくことでその居場所に対する所属感を得ることができます。
最後にもう一度これまでに説明してきた3点を列挙させていただきます。
1,感情は湧き出ているのではなく出し入れしている
2,課題の分離をして、他者の課題ではなく自分の課題を解決する
3,「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える
この記事を読んでこの本を読んでみたいなと感じた方はぜひご自身で購入して読んでみてください。
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